コロナ特集〜② 「地域の料飲関係団体と連携する東京の各区:コロナ感染防止の『日本モデル』を探る」
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東京だけが「悪者」?
世界では欧州を中心に、新型コロナウィルス(COVID-19、以下「コロナ」)の感染再拡大が深刻化している。
日本でも再び感染防止への警戒感が強まりつつあるが、感染者数、死亡者数そのものは主要先進国と比較すると圧倒的に少なく、そのコロナ対策は「日本モデル」と言われているほど評価が高い。だがその一方で、日本人の「日本モデル」に対する評価は驚くほど低い。日本のメディアは、連日感染者数の拡大に焦点を当てて報じ、新規感染者数の多い東京は国内で「悪者扱い」されている状況だ。
地方の医療機関では、「家族に東京に行かれた方がいる場合、2週間は受診を避けてください」ということが普通に患者に伝えられ、「東京に行った」だけで、コロナに感染したというデマが飛び交う地域もある。
これは、コロナについて、メディアが正確に報じていない結果ではないかと思う。東京は確かに感染者再拡大の状況にあるが、各自治体レベルでは必死の取り組みを続け、うまく封じ込めている区もある。(「nippon.com」 2020年11月25日掲載)
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地域の料飲関係団体と連携する東京の各区:コロナ感染防止の「日本モデル」を探る