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よく聞き給え。これが妊娠だ…!! 〜まりこの妊娠悪阻闘病記④〜トイレに住み着きたいの巻

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みなさまこんにちは。

出産を控え臨月に突入した、フリーアナウンサーの池田麻里子です。

前回からは、実際の私の妊娠悪阻(にんしんおそ)闘病記を時系列でお届けしていますので、今回は、妊娠発覚後から日に日に悪化していくつわりについてお伝えしていきますね。

つわりの悪化、妊娠確定から9週目

妊娠確定以降、ブライダルチェックなどで通っていた婦人科から、出産に向けて妊婦健診に通うクリニックへ紹介状を書いてもらったり、母子手帳を役所に貰いに行ったり、分娩施設を調べたりと意外とやることがある。

しかし、日に日につわりが悪化していて、分娩する場所を選ぶために情報を集めなければならないにもかかわらず、スマホの画面を見るだけでも気持ち悪くなって来ています。

お子さんのいる友人たちに片っ端から連絡して、里帰り出産をしたか、どの病院やクリニックが良かったかなど聞きまわったものの、最終的には自宅から一番近く、高齢出産だろうがなんだろうがとにかく設備がすべて完璧に整っている聖路加国際病院で分娩することに落ち着きました。

何かあった時にすぐに駆けつけられる距離というのはとても大事です。

なにせ、つわりが辛く、長時間の移動なんてできるはずもないわけで、結局、徒歩10分という近場の距離でも、その後あまりの辛さに毎回タクシーで通院することになるのですが。

ちなみに初診の予約ができたのは2月3日でした。

その頃(1月半ば)には既につわりによる食欲減退と脱水症状により、近くのクリニックへ点滴を打ってもらうために通い詰めておりました。

点滴の度に「まぁ!なんて細い血管!弱ってるわね…!」と看護師さんに言われる始末でした。。。

そして、そんな状態なもので点滴の針がなかなか血管に刺さらず、右腕左腕と何回も刺されることに。。。

脱水症状恐るべし。。。

ただ、ありがたいことに、つわりに効くとされている漢方「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」というものを処方していただきました。

結論から申しますと、、、気休めだけで一切効いた気がしませんでしたが、飲まなければ飲まないでもっとつわりが酷くなる可能性があるなら飲もう、、、ということで飲み続けました。

水が飲めず、唯一飲めたものが「ソルティーライチ」だったので、それで飲み続けました。

しかし、そんな状態でも生放送のニュース番組だけは毎週木曜と金曜に担当していたので、「絶対に休んでなるものか」「臨月になるまで続けるんだ…。きっとつわりも時期収まる・・・。」と、気合で放送前に点滴を打ってから出陣しておりました。

出産前、最後の出演となった担当番組での冒頭ショット。リハーサル中も吐き気に見舞われ、何度も止めてもらっていました

しかししかし、気合でなんとか乗り切れたのも1月いっぱい(妊娠9週目)まで。

その後はとても寝床から起き上がれる状態ではない位につわりで衰弱していきました。

実際、つわりの症状とはどのようなものか、次の項目でみていきましょう。

悪阻の症状あれこれ

よく聞くであろう順番で以下の症状が一般的な5大症状かと思います。

・吐きつわり

・匂いつわり

・食べつわり

・眠りつわり

・よだれつわり

もちろん、止まらない頭痛や倦怠感、食欲減退、痰つわりなど、人によって起こるつわりのトラブルは様々です。

ホルモンバランスの変動による激しい肌荒れとかも(私も酷い吹き出物ができてどうしようかと思いました)。

私がかかった上記のつわり症状は、眠りつわりを除く全ての症状です。

他にも、

・常に口の中が苦い

・常に喉になにかビー玉状の空気の玉が連なって詰まっている感じ

・脳天から身体中の血液をバキュームで吸引されているような感覚で、酸素が取り込めない感じで息ができない

などなど、色々な症状が出てきました。

息がまともにできないのは本当に辛かったです。

さて、上記に挙げた代表的なつわりの中でまず吐きつわりと匂いつわりですが、よくテレビなんかで見る、それまで普通に会話していたのに突然「うっ・・・!!」となってトイレに駆け込むというアレ。

そして、一通り吐いたらケロッとして戻ってくるというアレ。

あんなのは、私の経験からしたら、嘘ですね。

だいたい、既に寝込んでいます。日常生活など送れていません。人と会話なんてまともにできません。そして、常に気持ち悪さと戦っています。

扉をきっちり締めた空間で寝込んでいても、わずかな隙間から入ってくる食べ物や何らかの匂い、寝返りを打ったときの寝具の匂いや自分の匂いですら気持ち悪く、脳天に響いて一気に吐き気が襲ってきます。

そして、トイレに駆け込めるならとにかくしがみついて吐く、吐く、吐く。。。

涙も鼻水も出てきます。

トイレに住み着きたい

何も食べていなくても、吐きます。

だいたい、気持ち悪くて食事などできない。食べ物のことなど考えるだけで気持ち悪い状態です。そして、ついには胃液に胆汁も吐き出す始末です。

息も絶え絶えです。

ぐったりもいいところ。

トイレに住み着いていたほうがいいのではと思うほど。

実際、10分ごとに吐くためにずっとトイレに体育座りで籠っているという悲惨な妊婦さんの話も耳にしました。。。可哀想すぎます。。。

私は1日に多いときで10回以上は軽く吐いていました。

 

そして恐るべき嗅覚ですが、冷蔵庫が開かれたときの匂い(もう私自身は動けないので冷蔵庫など開けられない)が、どんなに遠くにいてもなぜだか感知され、「こんなに冷蔵庫ってくさかったか!!!凶器だ!!!」と思うほどに臭く、吐き気が一気に頂点に。

普段なら平気なはずの主人の口の臭い(普段は何も臭わない)も、口臭として感じられてしまい、本当に辛かったです。

嗅覚が犬並に! ! !

嗅覚がまさに犬並み!!

私の両親や母が時々来てくれ、食事の用意をしてくれたりするのですが、もう野菜を切っている段階で扉の向こうからやってくる匂いが無理!!助けて!!!となっていました。

私がキッチンに立てる状態ではないので、料理の作りおきは主人には大変ありがたかったのですが、もう、食べ物という食べ物を想像するだけでも嫌で嫌で仕方ありませんでした。

スマホの画面やテレビ画面も酔う上に、しょっちゅう食べ物の画像や動画が出てくるので気持ち悪くて吐く始末。

また、私はあらゆる「音」がだめでした。

扉を閉める音、食器類が当たる音、鍋のフタを閉める音、ビニール袋ががさがさいう音、椅子を引く音、水が蛇口から流れる音などなど、、、もちろん、外から時折聞こえてくる工事現場の音なんかはとんでもないのですが、生活音全てが脳天に響き、頼むから何も音を出さないでくれ・・・!!!死ぬ!!!と思っていました。

母親が看病に来てくれたときも、申し訳ないけど、キッチンとか片付けなくていいから、、、食器洗う音とか死にそうだから、、、部屋とか片付けなくていいからうるさいし、、、生活音をとにかく立ててくれるな・・・!!!死ぬ・・・!!と思っていました。

「いつこのつわりは終わるんだ・・・」とわずかな気力で情報を求めるも、「8〜9週がピーク」「10〜12週がピーク」「16週にもなればだいたい終わる」などという情報に振り回されることになります。

全部私にとっては嘘でしたからね。

仕事の依頼が来ても、

「今がつわりのピークという情報もあるのですが、なんとも言えません。。。」

と、断るしかなく。。。

そして、結果的に翌月になっても、さらなる悪化の一途を辿るのでした。【続】

池田麻里子

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